【新刊情報】6/10、『推しが見つかる源氏物語 平安ヒロイン事典』(武蔵野書院)が刊行されました!

6月10日、武蔵野書院より、『推しが見つかる源氏物語 平安ヒロイン事典』が刊行されました。

武蔵野書院は、古典の専門書を中心に100年以上続く出版社で、梶井基次郎の『檸檬』も出版されています。

源氏物語の研究では海外の研究者からも「天下の秋山先生」と尊敬される、東京大学名誉教授の秋山虔先生とゆかりが深いことでも知られています。

目次

目次

第一回   葵の上

  光源氏の最初の妻・葵の上はツンデレなお姫様!
  不器用さが魅力のヒロインを解説

第二回   六条御息所

  女性が共感するヒロイン・六条御息所ってどんな人?
  インテリ美女の恋愛事情を解説

第三回   空蝉

  光源氏を振ったヒロイン・空蝉とは?
  恋心とモラルに揺れる中流階級の女性

第四回   夕顔

  どんな色にも染まる女性・夕顔の特徴とは?
  光源氏を惹きつけた三つの魅力

第五回   末摘花

  異色のヒロイン・末摘花の魅力を解説!
  光源氏を感動させた性格とは

第六回   朧月夜

  朧月夜は自由奔放な恋に生きた女性!
  光源氏と朱雀帝との三角関係のゆくえ

第七回   朝顔の姫君

  友達にしたい登場人物・朝顔の姫君
  光源氏には塩対応で独身を貫いた唯一のヒロイン

第八回   花散里

  家庭的な癒し系ヒロイン・花散里ってどんな人?
  特徴が分かる三つの場面を紹介

第九回   桐壺の更衣

  健気でいじらしいヒロイン・桐壺の更衣を解説!
  帝を夢中にさせた二つの特徴とは

第十回   藤壺

  完璧なヒロイン・藤壺とは?
  光源氏があこがれた太陽のような女性

第十一回  紫の上

  紫の上は『源氏物語』の王道ヒロイン!
  三人のライバルとの関係を解説

第十二回  明石の君

  一番の幸せをつかんだ女性・明石の君
  地方出身で家族思いなヒロインの苦悩

第十三回  女三の宮

  無邪気な箱入り娘・女三の宮を解説!
  光源氏や柏木との関係とは

第十四回  玉鬘

  玉鬘は誰と結ばれる?
  モテモテだったヒロインの意外な結末

第十五回  秋好中宮

  六条御息所の一人娘・秋好中宮とは?
  母とは真逆の人生を生きた安定の人

第十六回  雲居雁

  愛嬌抜群のヒロイン・雲居雁!
  夕霧との関係とホームドラマ的半生を解説

第十七回  弘徽殿女御

  弘徽殿女御は怖いだけじゃない!
  見方が変わる三つの特徴を紹介

第十八回  大君

  宇治十帖のヒロイン・大君は永遠を求めた女性
  薫との関係を解説

第十九回  中の君

  中の君は愛され上手な末っ子タイプ!
  匂宮との結婚生活のゆくえ

第二十回  浮舟

  最後のヒロイン・浮舟の波乱万丈の生涯
  薫と匂宮との三角関係の結末とは

おわりに

  紫式部が『源氏物語』に込めた思いとは?
  人間存在の意味を求めた人生

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